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祈り “ 柳澤康司チェロの音コンサート ” 2011年5月27日  

本公演は終了いたしました。ご来聴心より感謝申し上げます。

東日本大震災で被災した皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
一日も早い復興に思いを込め、
珈琲店ぶな にて
“ 祈り 柳澤 康司チェロの音コンサート ” を開催いたします。

「私達は震災後の全てのコンサートの収益の一部を被災した皆様への義援金にする取り組みを続けています。
今、自分達に出来ることを迷わずやること。
そして一人ひとりの行いが復興への大きな力になって行くことを信じて 」

パッサージュ企画アーティスト一同

  • 日時:2011年5月27日(金) 開場18:30 開演19:00
  • 会場:珈琲店ぶな ※下記地図参照ください。
  • 特別出展:陶芸 鶴田好枝 柳澤淳子
  • 演奏:チェロ 柳澤康司 ピアノ 竹内恵
  • 曲目:
    “ Lamento ” マリー  “ 無言歌 二長調 ” メンデルスゾーン
    “ 感傷的なワルツ ” チャイコフスキー  “ 夜の歌 ” 尾崎宗吉
    “ 祈り ” ゴルターマン “ ラルゴ ” ヴェラチーニ  “ ヴォカリーズ ” ラフマニノフ 
    民謡風な五つの作品 Vanitas Vanitatum シューマン
    “ Langsam〔ゆっくりと〕” “ Nicht Zu Rasch〔あまり速くなく〕”
    〔J.S.バッハ作品集〕
    “ プレリュード ” 無伴奏チェロ組曲第2番 BWV 1008より
    “ アンダンテ ” 無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番 BWV 1003より 〔A.ジロティ編曲〕
    “ アリア(G線上のアリア) ” 管弦楽組曲第3番 BWV 1068より
  • チケット:コンサート1.500円と1ドリンク500円 ご予約後、料金は公演当日受付にてお支払いください
  • コンサート収益の一部を東日本大震災の復興義援金とさせていただきます。
  • ご予約/問合せ:パッサージュ企画 music@passagekikaku.com
  • 主催:パッサージュ企画芸術音楽演奏事業部
  • 協力:珈琲店ぶな
  • 会場アクセス:練馬区栄町36-1グレースコート地階 西武池袋線江古田駅北口徒歩4分

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柳澤康司Art Music研究室 | 夜の歌 | 尾崎宗吉 

ゆかりのある長野県上田市に無言館がある。第二次世界大戦で戦没した画学生達の作品を保存展示する異色の美術館だ。数年前、この無言館を訪れ、彼らの作品を眺めながら、キャンバスに刻印された若き才能のほとばしりとその喪失の大きさに、ため息をつきながら、ふと私の心に湧き出た旋律があった。尾崎宗吉の『夜の歌』である。そしてそのため息はチェロで『夜の歌』を演奏するたびに感じる、あの言葉にならない感動と同質のものだった。

私が尾崎の小弦楽四重奏曲の楽譜を監修出版した背景には、尾崎が東京音楽大学(前:東洋音楽大)の出身だったということもあるが、作曲家としての尾崎の才能に心から共感できたことがあるだろう。
諸井三郎門下として、本格的に作曲を学び始め、僅か一年で発表した小弦楽四重奏曲作品1で楽壇に颯爽とデビューした21歳の青年 尾崎宗吉。それまで誰もが聴いた事の無かった、そして聴きたかったと感じさせるオリジナリティ溢れる新たな日本のクラシック音楽の響きを具現してみせた作曲家だった。黎明期から模索を続け思考迷走していた感のある日本の作曲界に対して、尾崎は持ち前の善良な人柄からにじみ出るような、知的でありながら温かく明快な創作態度によって作品を次々に提示した。そしてその作品は山田耕筰やK.プリングスハイムをはじめとした作曲家、演奏家、聴衆から新鮮な驚きと共にたいへん好意的に迎えられたのだった。音楽家としての尾崎宗吉の生涯は戦争と共にあった。創作期間は1935年から45年の10年間と短かいが、その間に室内楽、歌曲、オーケストラ作品や映画音楽など、意欲的に幅広いジャンルの作品を手がけている。
『夜の歌』は、戦地から戻った翌年の1943年、戦時中の緊迫した空気の中で書かれている。楽譜からは、自ら体験した戦争の印象、戦地での重い足取りを表すかのような音型や、嘆き、理不尽さ、そして祈りを思わせるようなフレーズ、それらが作曲家の息づかいと共に強く伝わってくる。戦争への強烈な憤りやそれに巻き込まれてしまった自身の宿命に対するやるせない感情を、静謐なまでの佇まいに内包し純度の高い音楽にしている。『夜の歌』は、この作曲家のノーブルな精神性と秘められた内面世界の広さ、その凄みを感じさせる作品である。友人に『戦争は愚劣だ』と語り、二度目の招集で戻ってこなかった尾崎宗吉。しかし彼は、最後の作品となってしまった『夜の歌』で更なる日本のクラシック音楽の希望という地平線を示してくれた。

作品名:夜の歌
作曲者:尾崎宗吉 1915年4月22日〔日本 静岡県舞阪〕-45年5月15日〔中国 広西省全州〕Ozaki.Sokichi
作曲時期:1943年4月16日
楽器編成:チェロとピアノ
初演:1948年 チェロ:三鬼日雄
献呈:三鬼日雄 〜直筆譜に 三鬼日雄氏のために。〜 とある。
出版:音楽の世界社

記録:2009年6月6日記録と再生プロジェクト『蔵の響きコンサート』
映像ドキュメンタリー・蘇る幻のチェロ曲 “夜の歌” 出演:チェリスト柳澤康司

〔この作品のコンサート情報〕
・2011年10月26日“ 縁で聴く 柳澤康司 チェロの音 コンサートⅡ”
・2011年5月27日“ 祈り 柳澤 康司チェロの音コンサート ”

〔夜の歌 を聴いた聴衆の皆様からのメッセージ〕
「戦地で野営している兵士の孤独と哀しみ、戦への失意、若くして生命を奪われた青年音楽家の魂が感じられた。これからも、この曲はコンサートの中に必ず入れてほしい曲です。」
「夜の歌 は、今日演奏されたクラシックの名曲の中にあっても、遜色のない素晴らしい音楽でした。」
「この曲を聴いて、尾崎宗吉について知りたくなりました。本を買います。」
「柳澤さんのチェロで初めて聴いた 夜の歌 のアプローチには、心から共感できました。」
「とてもモダンな音楽ですね。」

柳澤康司Art Music研究室

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パッサージュ最新コンサート情報 

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柳澤康司チェロの音コンサートinファルマ』

日時:2009年11月14日(土)14:00開演
場所:Cafe Gallery ファルマ
演奏:チェロ 柳澤康司 ピアノ 竹内恵

【このコンサートの聴き所】
なんと言ってもチェロの音色を身近に目の前で聴ける事が、この『チェロの音(ね)コンサート』の醍醐味です。
夜の歌のチェリスト柳澤康司の奏でるバッハの無伴奏チェロ組曲やチェロのために書かれた音楽を、晩秋のカフェギャラリー・ファルマで満喫してみませんか。

詳しい情報はこちら>>

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  • 『トリオ・プレザント コンサートVol.3』
    12月19日(土)13:30開演 お茶の水クリスチャンセンター 
    演奏:うた 鈴木与志一 チェロ 柳澤康司 箏とピアノ 竹内恵
    【このコンサートの聴き所】プレザントファンの皆様お待たせいたしました。春のコンサートに続く第三弾は、クリスマスコンサートを予定しています。三人のエンターティナーが繰り広げる愉快なトークと演奏をおたのしみください。
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チェロの音コンサートinぶな 御礼 

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“あざみ 記憶の迷路 ポストカード展×柳澤康司チェロの音(ね)コンサートinぶな”
おかげさまで、多くの皆様に、ご来聴いただきました。心より感謝申し上げます。あざみさんの心癒される作品とのコラボレーション。今回も変化に富んだプログラムでおおくりした “チェロの音コンサート” お愉しみいただけましたならば幸いです。コンサートにご来場いただき、まことにありがとうございました。
あざみさん、おつかれさまでした。そして素敵な作品をありがとうございました。
また、コンサートにご協力いただきました、珈琲店ぶな及びスタッフの皆さんありがとうございました。

・アリオーソ  J.S.バッハ
・無伴奏チェロ組曲No.2 ニ短調  J.S.バッハ
・ウィーン我が夢の街  ジーチンスキー
・ジョスランの子守唄  ゴダール
・夜の歌  尾崎宗吉
・亡き王女のためのパヴァーヌ  ラヴェル
・タイスの瞑想曲  マスネー
・オンブラマイフ  ヘンデル
・アイガットリズム  ガーシュイン
・G線上のアリア  バッハ

演奏:チェロ 柳澤康司 ピアノ 竹内 恵

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「チェロの音にすっかりいやされました。」「今日演奏された、夜の歌は世界の名曲にも引けをとらない作品として感じられました。これからもがんばって下さい。」「初めて聴いた、バッハの無伴奏、とっても良い曲でした。また聴きたいです。」「以前、外国のチェリストを身近に聴いてチェロの魅力を知りましたが、今日のあなたの演奏には、とても感動いたしました。」などなど、ご来場の皆様から、励みとなるうれしいお言葉をいただきました。ありがとうございました。~柳澤康司

News
珈琲店ぶなでの“チェロの音”もまた企画しますが、近日開催は、11月14日(土)13:30開場、14:00開演 航空公園駅徒歩4分の Cafe Galleryファルマにて “チェロの音コンサート”です。詳細決まり次第ホームページにてお知らせいたしますので、おたのしみに!。

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淡路町画廊・蔵の響きコンサート:ありがとうございました 


淡路町画廊演奏会ドキュメンタリー Vol.08(記録と再生プロジェクト)

淡路町画廊・蔵の響きコンサートに、お越しいただきまして心より御礼申し上げます。
【記録と再生プロジェクト】 第1弾 として初めての試みを多く行いました今回の、映像とプレトーク&コンサートいかがでしたでしょうか。淡路町画廊など歴史的建造物の記録を現代のテクノロジーで残すことの大切さをコンサートまでのドキュメンタリー映像を交えてプレトークし、コンサートでは蔵と同時代の大正期に生まれた夭折の天才作曲家 尾崎宗吉の絶筆『夜の歌』やバッハの無伴奏組曲など、チェロの名曲の数々をお聴きいただきました。
3階に設けたプラネタリウムを眺めて、しんみり。2階ではねそべって、ほのぼのゆったり。1階では音楽をぐっとを間近に、蔵の空間に満ち溢れるチェロとピアノの美しい響きや心地よい振動を身体で感じる「クラシックのボディソニック」に、おもわずじーんと。いろいろな楽しみ方ができたとのお声が多数ありました。
今後も【記録と再生プロジェクト】では、これまでとは趣の違うのコンサート形式に挑戦してゆきますので、またお越し下さい!

御来聴まことにありがとうございました。

※淡路町画廊の皆様、コンサートスタッフの皆様、お疲れさまでした。

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